Shiro’s Story

シロ君物語

1.シロ君がやってきた!!

シロ君のアップ

2008.6.24 スタッフが霊園に出勤してくると、駐車場で寝ていたシロ君。突然現れた和犬にビックリ。どうやってここへ来たのか?霊園の防犯カメラを見てみると、国道から歩いてきたシロ君、何かに誘われるように霊園の門をくぐって入り込んだ様でした。

こちらを向くシロ君

噛みつかれないか、襲ってこないか、不安の中ご飯をあげてみる事に。するとパクパク食べてくれました。よく見ると首輪をしていたので迷い犬かなと思い、一旦保護する事にしました。この時に見た目のままシロと呼ぶ事になりました

愛ちゃんと仲良くできないシロ君

霊園にはゴールデンレトリバーの女の子、愛ちゃんと言う看板犬が居ます。その愛ちゃんに挨拶をと、シロ君に会わせて見た所、この時のシロ君は警戒心が強く、仲良くとはいかない様でした…人に対しては攻撃性もなく、頭を撫でたり体を触ったりしても怒ることはなかったです。

車に乗り込むシロ君

少し痩せていたので、何日もさ迷って歩いていたのだろうと、シロ君の体調も心配だったので、動物病院に連れて行くことにしました。でも車に乗ってくれるのか?シロ君の事が何も分からないので不安でしたが、車は好きなようで自分から乗って、病院まで大人しく乗ってくれました。

カメラ目線のシロ君

動物病院では診察の際、先生にすぐに口輪をつけられ、霊園で飼える様な犬ではない!と注意を受けました。犬種は紀州犬、推定2歳の子と分かりました。

日陰で休むシロ君

一日も早く家族の元へと帰れるように、シロ君のご家族様を探しました。警察にも届を出し、沢山の人に声掛けをしました。

じゃれ合うシロ君と愛ちゃん じゃれ合うシロ君と愛ちゃん

中々飼い主様のお迎えがなく、霊園で過ごしていくうちに愛ちゃんとも距離が近くなり、一緒に仲良く遊べるようになりました。

雪の中のシロ君

雨の日も、雪の日も霊園で待っていましたが、お迎えは来てくれませんでした。

2.シロ君が看板犬になった日 >